一昨日から、落合陽一さんにハマっている。
メディアアーティストとして、大学教授として、執筆者として…
様々な顔を持つ彼の深い知識と考察から出てくる言葉がとても新鮮で、知的好奇心をそそられる。
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その彼がTwitterで英語の記事を投稿したのだが、わたしはその記事がどうしても気になって自分用にリツイートした。
そしたら、いつも仲良くさせてもらっている人から、こんなメッセージをもらった。
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『全部英語だよ?読めるの?』
なぜかわからないけど強烈に惹かれるものがあったので自分用にリツイート。 https://t.co/qxXm5kenlw
— ぬかたちひろ(Chihiro Nukata) (@chihironkt) June 13, 2020
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すらすらと読めるほどではないけれど、何個か単語を調べれば読める。
わたしはそれを素直に返信した。
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「いやいや、全然なんですけどね(笑)」
返そうと思えばそのように返すことはできた。けど、やらなかった。
自分ができることをわざわざできない風に見せる必要はないと思ったから。
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その時、「あ。」と思った。
わたし、ところどころでできないふりしてない?って。
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ブログやTwitterではたまに(わりと)自分なりの考察や哲学を披露しているけれど、動画ではそういうことをやっていない。
心許せる人には自分の想いをたくさん話すけれど、マスの世界では話していない。
それじゃあ動画を見ている人や、わたしのことをあまり知らない人には、感覚的に「こういう人なんだろうな」というのは伝わるかもしれないけれど、もっと具体的な人間性は伝わらない。
本当のわたしに触れることはできない。
もし、もっといろんな人と知り合い世界を広めたいのなら、自分ができることはどんどん出していったほうがいいんだ。
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(大好きな曲。洋楽の歌詞を分析して自分なりの和訳をするのが好きです。その考察をもとに夫と話し合ったりもしてます。)
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「賢い女性」というのは、日本では感覚的にまだあまりいいイメージを持たれていないように感じる。
個々人感覚ではそんなに感じることは少なくなったけれど(「わたしは好きだよ」という人がたくさんいるから)、国や集団の中での彼女たちの位置づけはどうしてかまだあまりよくない。
そのような集団的無意識的(たまに意識的)な環境の中で育ったからか、自分が培ってきたもので「賢さ」にあてはまるものはいちいち出すのに細心の注意を払って生きてきた。
それが「自慢」や「鼻につく態度」とみなされないように。
でも、賢さや思慮深さや聡明さをひけらかす必要はないけれど、わざと馬鹿や無知や出来なさ加減を演じる必要もないなと思った。
卑下することなく、謙虚に、そして自然に。
わたしはわたしを生き、わたしとして動画を撮り、映っていこうと思った。
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2020.06.14 Sun
YouTubeやってます。
新卒の会社を1年で辞めた後、3年間で14個の仕事を転々とするもうまくいかず、東京5畳半貧困生活を送った末に神戸に引っ越し、中国人と結婚して主婦をしている山あり谷あり26歳ぬかたの日々を綴るvlogです。
ついつい気張ってしまう性格なので、「飾らない」「素の自分を出す」をテーマにリラックスしながらいろんなテーマを扱います。
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