過去の自分を許す。

考え方

今日はちょっとびっくりすることがありました。

昔、専門学校の教師をしていた時期の教え子が、たまたまわたしのInstagramを見つけたらしく、連絡をくれたのです。

連絡先もわからなくなっていて、ほぼ見つけるのは不可能に近いくらいだったので、「先生ですか?」とメッセージが来た時にはとても驚きました。

そのことがきっかけで思うことがあったので、今日はそれを書いておこうを思います。

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当時、新卒の社会人1年目、わたしはある専門学校の教員をやっていました。

はじめての社会人、そして、はじめての担任。

しかも、受け持ったのは1年生。

はじめての学校で不安と期待が入り混じった生徒たちを、新米の先生が受け持つ。

なんとも心もとなく、不安だったことを思い出します。

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わたしは右も左もわからないながら、とにかく全力で彼女たちと向き合いました。

その中で、たぶん傷つけてしまったり、失望させてしまったり、嫌な気持ちにさせてしまったことがたくさんあります。

今振り返ると、自分の心の器が小さかったばかりに、受け入れてあげられなかったこともたくさんあったなあと反省ばかりです。

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彼女たちにとってはかけがえのない青春の1年間。

その時間を、わたしは最大限いいものにすることができていたのだろうか?

もっとやれること、もっとできることがあったんじゃないだろうか?

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あの時、あんな風に言ってしまったけれど、もっと別の言い方があったかもしれない。

あの瞬間、もっとこうしておけばよかったかもしれない。

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何年もたった今でも、そんな風に彼女たちのことを思い出します。

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そんな、ある種「後悔」や「反省」のようなものと同時に、わたしの中には教訓のようなものも積みあがりました。

「次、同じようなことがあったら、あの時とは違うこっちの道を選択してみよう」

「あの時は『絶対にAだ』と思っていたけど、この数年でBもCもDもあることがわかった」

そうやって、昔の自分をアップデートさせてきたこともたくさんあります。

その積みあがった今のわたしが、皆さんの観ているぬかたちひろです。

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何が言いたかったかというと。

人は生きていたら失敗もするし、わざとじゃなくても人を傷つけてしまうこともあるし、嫌な気持ちにさせてしまうこともある。

嘘をついたり、悪態ついたり、間違ったことをしてしまうこともある。それらが原因で友達と仲がこじれたり、縁が切れてしまったり、一人ぼっちになってしまうこともある。

自分がやってしまった過ちを、あとからすごく後悔したり、反省してもしきれない気持ちになったりもする。

その時にはもう戻れない。

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けれど、それらを大事な教訓として心にとどめて、次に同じようなことが起こった時に勇気を出して別の選択肢で再チャレンジすることはできる。

あの時のあの人を傷つけてしまったことは事実だけど、未来もずっと同じように人を傷つける必要はないし、自分の行動を改めることはいつからでも、いくらでもしていい。

だから、ぜひ、あの時の自分を許してあげてください。

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あの時は、ああするしか方法が思いつかなかった。ついやってしまった。逆に、できなかった。

その自分を、許してあげてください。

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そして、また同じようなことが起こった時、目の前にいるのは、違う人です。

同じ人だった場合でも、時間がたって色々と経験した後の”あの人”です。

あの時と、状況も、環境も、人も、自分も違う。

だから、その時は勇気を出して、あの時から時を経て新しく知ったもう一つの道を選択してみてください。

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そうやって、過去の自分を新しい自分で「上書き」していく。

きっと今の自分なら、できる。

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もし今、あの時の教え子たちと会ったら、あの時は知らなかった接し方で、あの時にはできなかったいろんな話をしたいです。

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2020.04.21 Tue

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